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「笹川杯日本研究論文コンクール2025」で日本語学院の学生が受賞

Updated: 2025-12-12

「笹川杯日本研究論文コンクール2025」の決勝戦および表彰式が112日、吉林大学で行われた。日本語学院2024級の唐家浩さん、徐子牧さんは文学部門で特等賞を受賞した。

2018年に始まった「笹川杯日本研究論文コンクール」はこれまで8回開催され、中国で最も水準が高く、影響力のある日本語専攻の学部生論文コンクールとして広く知られている。コンクールは中国日本語教学研究会、日本科学協会、吉林大学の共催で、言語学、文学、文化の3部門に分かれて行われた。日本語学院から、24級の唐家浩さん、徐子牧さんが西洋理論と日本の特殊性を結びつけた革新的な視点、そして優れたプレゼンテーションと質疑応答により審査委員の一致した評価を得て文学部門特等賞を受賞した。22級の汪皓楠さん、張淑正さんが文化部門一等賞、23級の陳思宇さん、陳潤沢さん、方正児さんが文化部門二等賞、22級の胡新悦さんが文学部門三等賞、23級の王魯蓁さんが言語学部門三等賞をそれぞれ受賞した。

閉会式では、審査員を代表して北京外国語大学日本語学院院長・北京日本学研究センター主任の周異夫氏はAI 技術と地域国別研究が急速に発展している現在、各大学の日本語専攻がそれぞれ特色を保ちながら改革を進めていると述べた。そのうえで、言語学・文学・文化は日本研究の核心となる人文学的基盤であり、各大学が日本語専攻の改革を一層深化させ、時代のニーズに応える優秀な人材をより多く育成することを期待していると述べた。

閉会式後、特等賞を受賞した唐家浩さんと徐子牧さんが人民網の取材に応じた。今回の特等賞受賞は、日本語学院が日本語人材育成モデルの革新と専攻内容の高度化において大きな成果を収めていることを示している。