ブルガリアのイリアナ・ヨトバ副大統領は10月15日、北京外国語大学を訪問した。賈文鍵学長はヨトバ副大統領一行と面会した。

賈学長は、北京外大における国際交流、人材育成の基本状況および学際的な融合発展における最新の成果について紹介した。また、ブルガリア語専攻の発展を高度に重視していることを強調し、ブルガリア政府および在中国ブルガリア共和国大使館による今後の支援と協力に期待を示した。さらに、言語分野の強みを十分に発揮し、両国の若手研究者の交流と相互理解を積極的に推進することで、両国国民の友好増進に貢献していきたいと述べた。ヨトバ副大統領は、人文科学の発展が持つ重要な意義を強調するとともに、今後、両国の学生や研究者のさらなる交流と協力が進むことへの期待を表明した。また、ブルガリア政府として、教育分野の協力により、両国国民の友情をより強固なものとするために、北京外大と共に努力していきたいと述べた。

面会後、ヨトバ副大統領は北京外大の教員と学生に向けて講演し、活発な交流と意見交換が行われた。

そのほか、ヨトバ副大統領は北京外大ブルガリア研究センター特別研究員の馬細譜氏にブルガリア共和国の「聖キリルと聖メトディウス」一等勲章を授与した。この勲章は、馬細譜氏がブルガリアの歴史と文化の中国における普及への貢献を表彰するために与えられたものである。