みずほ銀行(中国)有限公司行長、中国日本商会副会長吉浦賢哉氏一行が5月28日、北京外国語大学日本語学院および北京日本学研究センターを訪問した。
日本語学院院長・北京日本学研究センター主任の周異夫教授、中国共産党総支部委員会書記の郭華偉氏が吉浦賢哉行長一行を歓迎し、今後の交流と協力の強化について意見交換を行った。周異夫教授は吉浦行長の訪問を歓迎するとともに、北京外大の日本語教育および人材育成の特色と強み、さらに中国全体の日本語学科の現状について紹介した。それに対し、吉浦行長はみずほ銀行の概要および日中交流における同行の取り組みについて説明し、『中国経済と日本企業2024年白書』を寄贈した。双方は今回の訪問を契機として、今後のさらなる連携と協力を進めていくことで一致した。
会談後、吉浦行長は北京外大の教職員および学生に向けて「『金融』:おカネを通じて世界を豊かに、人を幸せにする仕事」と題した講演を行った。講演では、みずほ銀行の設立から発展の歴史、経営理念、これまでの成果、銀行の運営メカニズムなどについて紹介した。また、医薬品開発、教育基金、海水淡水化、スマート農業、スマートアイランドといった具体的なプロジェクトを例に、社会発展や人々の生活向上のためのみずほ銀行の取り組みについて説明した。さらに、吉浦行長は、学生たちに対し「夢を抱くこと、困難へ挑戦する勇気、尽きぬ好奇心、忘れぬ謙虚さ、そして人への誠意」の大切さを語り、温かいメッセージを送った。最後に、質疑応答が行われ、講演会が大いに盛り上がった。

