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北京外国語大学が共催する2025中国(安陽)国際漢字大会が開催

Updated: 2025-05-14

河南省人民政府が主催し、北京外国語大学をはじめとする複数の大学が共催し、安陽市人民政府が実施する「2025中国(安陽)国際漢字大会」が420日、殷墟博物館にて盛大に開幕した。フランス、ドイツ、トルコ、オーストラリア、日本、韓国、シンガポール、ベトナムなど50以上の国と地域からの文字文化の専門家や学者、国内有数の文化企業の代表、さらに国内20以上の大学からの留学生代表が開幕式に出席した。

 開幕式では、「AIによる甲骨文字の研究・解釈および活用を促進する招待制コンテスト」が正式に始動した。また、「文字・文明・科学技術・未来」をテーマとした対話イベントも同時に開催された。

 同日午後には、北京外国語大学国際中国文化研究院が主催する「漢字と中華文化の国際発信」を題としたパラレルフォーラムが安陽迎賓館にて開催された。フォーラムはハイブリット形式で行われ、参加した専門家や学者たちは「漢字」および「中華文化の国際発信」をキーワードに、理論的・実践的観点からそれぞれの研究成果を共有した。

 大会期間中、北京外大の留学生たちは安陽で現地調査を行ったほか、「甲骨文杯」留学生スピーチコンテスト「私と漢字」に出場し、優秀賞およびベストパフォーマンス賞を受賞した。また、複数の留学生が中央テレビや現地メディアのインタビューを受けた。