公益社団法人日中友好協会の宇都宮徳一郎会長、揚原安麿理事長、安藤公一副理事長一行が12月6日、北京外国語大学を訪問した。
日本語学院院長・北京日本学研究センター主任の周異夫氏は、訪問団に歓迎の意を表し、日本語学科の発展概況及び近年における人材育成、学術研究、文化活動、国際交流などの分野で収めた成果を紹介した。特に今年度受け入れた3つの大規模な日本青年訪中団との交流活動を詳しく説明し、中日民間交流における北京外大日本語学科の努力を示した。
日中友好協会は1950年10月に設立され、74年を経て日本で最も歴史の長い対中友好民間団体となっている。宇都宮徳一郎氏は今年6月、元駐中国日本大使である前会長丹羽宇一郎氏の後を引き継ぎ、日中友好協会の新会長に就任した。来年、同協会は設立75周年を迎え、第7代の会長として宇都宮氏は使命と責任を胸に、中国との友好関係をさらに強化し、より多くの青年交流プロジェクトを展開することを表明した。
交流会のセッションでは、北京大学と北京師範大学の日本人留学生がそれぞれの留学経験をもとに、中国での見聞や感想を共有した。また、北京外大の学生代表が自ら参加した日中青年交流活動などを紹介した。
中国人民対外友好協会友好交流部部長の付博氏、副部長の王麟氏、中国共産党北京外大日本語学院・北京日本学研究センター総支部書記の郭華偉氏、副書記の張陽氏、日本語学院常務副院長・北京日本学研究センター常務副主任の徐滔氏、副院長・副主任の費暁東氏らがイベントに参加した。
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