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北京外大が全国大学日本語教師ハイレベル研修会(第3期)を主催

Updated: 2024-10-19

北京外国語大学、日本笹川平和財団、中国教育国際交流協会が共催する全国大学日本語教師ハイレベル研修会(第3期)の開講式が、1017日に、オンラインとオフラインで行われた。北京外国語大学の丁浩副学長、日本笹川平和財団の安達一常務理事、中国教育国際交流協会高等教育協力部の劉軼博主任、教育部高等学校外国語文学類専門教育指導委員会日本語分委員会主任・天津外国語大学元学長の修剛教授が開講式に出席し、挨拶を行った。

                         

                     

丁浩副学長は、中国高等教育発展の新たな情勢における研修会の必要性を評価し、北京外大は引き続き教育実践、学術研究、教師養成、資源プラットフォームにおいての優位性を発揮し、日本語教師に集団学習と相互促進のプラットフォームを構築していくと述べた。安達一常務理事は、研修会は中日両方のトップレベルの教師を集め、中国の日本語教育を更に向上させるものであり、笹川平和財団は今期の研修を契機に、中国の日本語教育の改革と発展に貢献し続けると述べた。修剛教授は全ての参加者が真剣に研修に取り組み、積極的に学び、自主的にまとめ、反省し、より大きな成果を得るためにさらなる努力をすることを期待した。劉軼博主任は、中国教育国際交流協会はこれからも北京外大や笹川平和財団と共に、中国における日本語教育の優秀な人材の育成のために貢献していくと述べた。

華中科学技術大学日本語学科の王閏梅主任、延安大学日本語学科の呂娜主任、吉林大学外国語学院の房穎副院長がそれぞれ新規参加者と修了者を代表して発言した。

今期の研修では、全国各大学から推薦された中核教員の中から100名が選抜され、国内研修と日本研修に分けて実施する。国内研修は北京外大によって10月から12月にかけて実施される。さらに、20数名の優秀な参加者を選出し、来年7月から8月にかけて日本で1か月間の研修・見学が予定されている。

笹川平和財団日中友好基金室の于展室長、早乙女研究員、北京外国語大学日本語学院院長・北京日本学研究センター主任の周異夫教授、研修会の参加者全員が開講式に出席し、北京外国語大学日本語学院副院長、北京日本学研究センター副主任の費暁東副教授が司会を務めた。