7月18日から25日にかけて、日本語学院の「中日農村開発実践団」は、名古屋で現地調査を行い、調査が無事に完了した。実践団は豊根村役場や愛・地球博記念公園などを訪問し、日本政府による農村開発の推進について現地調査を行ったほか、愛知大学の学生と研究報告会を行った。
実践団のテーマは「グリーンツーリズム」と「農業開発」に分かれている。それぞれのテーマをめぐって、実践団は7月19日から21日にかけて、愛知県北東部の豊根村役場、豊根グリーンポート、愛知県犬山市の明治村野外博物館、愛知県西尾市の西条園抹茶ミュージアム、愛知県愛・地球博記念公園を訪問した。また、豊根村の山間にある「あさがね農園」を訪れ、農園主からブルーベリーの栽培、採取、選別、加工などの説明を聞き、ブルーベリー狩りを体験した。さらに、伝統的な土窯ピザ作り、ミツバチの飼育など多様な農村観光プロジェクトを見学し、成功した農園経営の経験も学んだ。
7月23日に、実践団は日本の愛知大学を訪れ、A、Bグループに分かれて実践活動の調査結果を発表した。発表を聞いた愛知大学の学生らは調査結果に感心を示した。北京外大日本語学院の魏然副教授、愛知大学現代中国学部の唐燕霞教授と川村亜樹教授らも中国側の学生を高く評価し、調査報告書について改善意見を述べた。
今回の調査活動では、学生たちは自ら日本の山間や田畑に入り、詳細なデータ収集と現地調査をすることで、日本の農村の現状について理解を深め、実践課題を無事に完成し、日本語学院の学生の高度な専門知識、国際的な視野と使命感を示した。