5月11日、北京外国語大学が主催した第16回中国日本学研究「カシオ杯」優秀修士論文賞の授賞式がハイブリット形式で開催された。北京外大の趙剛副学長、教育部外国言語文学専攻教学指導委員会日本語分委員会主任の修剛氏、中国日本語教学研究会会長の陳多友氏、中国日本語教学研究会名誉会長の徐一平氏、日本国際交流基金北京日本文化センター所長の野田昭彦氏、日本国際交流基金北京日本文化センター副所長の野崎浩司氏、カシオ(中国)貿易有限公司コンシューマーエレクトロニクス事業部部長の荒野大輔氏、中国日本語教学研究会名誉会長及び北京外大日本語学院院長、北京日本学研究センター主任の周异夫氏をはじめに、専門家、受賞者、指導教官を含む100名以上の参加者が授賞式に出席した。北京外大日本語学院常務副学院長、北京日本学研究センター常務副主任の徐滔氏が授賞式の司会者を務めた。
「中国日本学研究『カシオ杯』優秀修士論文コンテスト」は2008年に北京外国語大学、教育部外国言語文学専攻教学指導委員会日本語分委員会と中国日本語教学研究会が共同で立ち上げ、これまで16回開催された。中国の日本語言語文学学科で唯一、全国規模の修士論文コンテストとして、日本学研究の修士論文の質を評価する上で重要な指標となっている。
今回のコンテストには全国54の大学から102部の論文の応募があった。それぞれ言語、教育、文学、文化、国・地域別、翻通訳の6部門に分けて審査が行われ、一等賞6名、二等賞9名、三等賞14名、優秀賞12名が選出された。各部門の一等賞の受賞者として、青島大学の陳金鈴さん(言語)、北京外国語大学の徐安琪さん(教育)、南開大学の周維維さん(文学)、華東師範大学の廖雯麗さん(文化)、北京第二外国語学院の張邁丹さん(国・地域別)、北京外国語大学の王黛さん(翻通訳)が選出された。