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北京外国語大学の学生が「第17回全中国選抜日本語スピーチコンテスト」で準優勝

Updated: 2024-03-25

17回全中国選抜日本語スピーチコンテストの本選が312日、東京で行われた。北京外国語大学日本語学院2年の汪皓楠さんが準優勝を果たした。また、優れた即興スピーチに送られる会場特別賞も受賞した。

汪皓楠さん(中央)

本コンテストは中国教育国際交流協会、日本経済新聞社、中日学術交流センターの共催で行われた。予選は東北、西南、華中、華北、西北、華南、華東、北京の8ブロックで行われ、中国の232の大学から3万人以上が参加した。熾烈な競争を勝ち抜いた16名の選手が日本での本選への出場権を獲得した。汪さんは北京ブロックで特等賞を受賞し、本選に進出した。

本選はテーマスピーチと即興スピーチからなり、日本語専攻の大学2年生から4年生が同じ舞台で競い合った。即興スピーチでは、選手はテーマを渡された後、10秒以内に2分間のスピーチを始めなければならないため、選手の思考力、知識力、言語力および表現力が試される。汪さんは優れた日本語力と豊富な知識で、見事に観客投票1位を獲得した。

全中国選抜日本語スピーチコンテストは現在、中国で最もレベルが高く、規模が大きい、影響力の強い日本語スピーチコンテストである。日本語学院の学生が今回のコンテストで優秀な成績を収めたことは、北京外国語大学の人材育成と教育の質の高さを物語っている。日本語学院は引き続きハイレベルなイノベーション人材の育成に力を注ぎ、人材育成改革を積極的に推進していく。また、競争による教育と学術の発展を目指し、愛国心とグローバルな視野、専門知識のあるハイレベルな人材の育成に努めていく。