11月18日、「笹川杯日本研究論文コンクール2023」の決勝戦は吉林大学で行われた。同コンクールは中国日語教学研究会、日本科学協会、吉林大学の共催で、日本語専攻の学部生を対象に、言語学、文学、文化の3部門に分かれて行われている。
今年は、全国の38大学から140本の推薦論文が応募され、一次審査を経て、各分野に10本ずつ入賞論文が選定された。
北京外大日本語学院から、合計3組の参加者が決勝戦に進出した。その中、文化部門では、黄宇彤さん、黄子航さん、陳雅然さんは一等賞、文学部門では、王婕さん、何飛龍さんはそれぞれ二等賞、三等賞を受賞した。また、羅祥さん、陳秋実さんは優秀賞を受賞した。指導教官の呉江城先生、魏然先生、何衛紅先生は優秀指導賞を受賞した。
2018年に始まった「笹川杯日本研究論文コンクール」は中国で最も水準が高く、影響力のある日本語専攻の学部生論文コンクールとして、日本語専攻の大学生の日本語応用能力の向上、問題意識の養成、そして、学生の批判的思考力やイノベーション力、研究能力の向上を目指している。