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国際シンポ「国際地域学の視野から見た日本学研究」が北京外大で開催

Updated: 2023-11-29

11月25日から26日にかけて、北京外国語大学が主催する国際シンポジウム「国際地域学の視野から見た日本学研究」が開かれ、中国や日本、韓国および「一帯一路」沿線国などの大学・研究機関・企業・シンクタンクから専門家、学者200人余りが参加した。シンポジウムは日本語学院、北京日本学研究センター、教育部国・地域別研究育成基地、北京外国語大学日本研究センターが運営した。

25日の開幕式では、北京外国語大学の丁浩副学長、教育部大学外国言語文学類専攻教学指導委員会副主任委員・日本語分委員会主任委員の修剛教授、日本国際交流基金北京日本文化センターの野田昭彦所長が挨拶を行った。

その後、北京日本学研究センター元主任の厳安生教授、北京第二外国語学院特別教授・中国社会科学院文学研究所の孫歌教授、東京大学東洋文化研究所教授・北京日本学研究センター日本側主任の園田茂人教授がそれぞれ基調講演を行った。

25日の午後から26日にかけて、「国際地域学の視野から見た日本語学科建設」をテーマとするハイレベル円卓フォーラムが開かれ、特別企画として、日本文化フォーラム、日本経済フォーラム、中日韓4大学による大学院生フォーラムという三つのサブフォーラムが行われた。日本文化フォーラムでは、「歴史の中にある中日の相互認識」、日本経済フォーラムでは、「逆転/ウィンウィン 新エネルギー分野の中日企業の競争」をめぐり、参加者らが見解を発表し、議論を行った。また、12の並行分科会では、国内外の大学・研究機関の学者が社会や政治、経済、文化、歴史、文学、言語学など各分野の問題について踏み込んだ議論を展開した。

本シンポジウムは日本語学院、北京日本学研究センターが国・地域別学とグローバルガバナンスの視点に立ち、新たな日本語学科建設を推進し、新情勢下の日本学研究に関する新たな考え方やパラダイムを探究するための重要な一歩となっている。