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外国語大学グローバルアライアンス第四回学長フォーラムが上海で開催

Updated: 2023-10-06

9月14日、北京外国語大学と上海外国語大学の共催による外国語大学グローバルアライアンス第四回学長フォーラムが上海外国語大学松江キャンパスで開催された。フォーラムは「人工知能時代における外国語学科と国・地域別学の使命」をテーマとし、過去最多となる13カ国の29大学から100名以上の専門家や学者が参加した。

午前に行われた開幕式では、アライアンスの理事長である北京外国語大学の楊丹学長は、「AIを取り入れ、外国語大学の新しい形を目指す」をテーマとし、人工知能の時代に、課題に対応し、共に未来を創造するために、外国語大学が如何に協力すべきかに焦点を当てて基調講演を行った。

また、北京外国語大学の賈文鍵副学長は、「MOOC(大規模公開オンライン講座)の促進、教育改革の推進、世界における高等教育の質の向上」というテーマで基調講演を行った。

午後のサブフォーラムでは、各メンバー機関からの44名の専門家・学者代表が「人工知能の時代における外国言語文学学科の基礎研究」「外国言語文学の学際的な学科についての模索」「国・地域別学の人材育成及び学科構築」「世界文明の相互学習における外国語大学の役割」という四つのテーマをめぐって議論を展開した。

「外国語大学グローバルアライアンス」は、2017年5月、「外国語大学グローバルアライアンス学長フォーラム及び2017年地域・グローバルガバナンスフォーラム」が開催された際、北京外大の提案によって設立されたものである。現在のメンバー機関には、外国語教育研究及び国・地域別研究で有名な19カ国の37大学が名を連ねている。メンバー間の優位性の相互補完の実現、世界各国の言語文化の伝播、友好の架け橋の構築、国・地域別研究の強化、異なる国や地域の人的交流と文明の相互学習の促進を目的としている。