5月21日から30日にかけて、中国共産党北京外国語大学党委員会の王定華書記は代表団を率いてベルギー、ハンガリー、スペインを訪問した。

代表団は、まずベルギーを訪れ、ベルギー・中国協会、ブリュッセル孔子学院を訪問し、孔子学院の中国語授業を参観し、新たな協力の可能性を協議した。また、リエージュ大学、リエージュ大学孔子学院を訪問し、学生交換協定に署名した。そして、EU委員会の通訳総局を訪問し、北京外大高級翻訳学院と通訳総局との協力プロジェクトについて協議した。ハンガリーでは、エトヴェシュ・ローランド大学、同大学孔子学院、孔子学院の教育拠点であるトレフォートハイスクールを訪問し、パートナーシップと連携協定や学生交換協定などを締結し、同大学中国語学部設立100周年記念イベントのスケジュールについて説明を受け、さらなる協力プロジェクトを検討した。また、ハンガリー科学アカデミーを訪問し、機構間協力の可能性を検討した。その後、スペインのバルセロナ大学及び同大学孔子学院を訪問し、地域研究プロジェクトの共同展開について意見交換をした。

そのほか、代表団は在ベルギー、ハンガリー、スペイン中国大使館・領事館、駐EU使節団を訪ね、大使館・領事館、使節団の外交官と会談を行った。また、ベルギー、ハンガリー、スペインの孔子学院に派遣されている北京外大の中国側院長、教師、ボランティアを訪ねた。