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グローバル国・地域別研究コンソーシアムシンポジウムが北京外国語大学にて開催

Updated: 2022-12-29

2022年12月18日、北京外国語大学主催の「グローバル国・地域別研究コンソーシアム(Consortium for Country and Area Studies, CCAS) 2022年年次学術シンポジウム」が、「包摂、共有と世界の持続可能な発展」をテーマにオンラインで開催された。

グローバル国・地域別研究コンソーシアム(CCAS)は、世界外国語大学連盟(GAFSU)が提案し、181カ国、100以上の言語の研究者からなる国際学者・学術ネットワークである。

開会式では、北京外国語大学学長、地域とグローバル・ガバナンス高等研究院院長の楊丹教授、元モロッコ議会議員でモロッコ-中国友好交流協会のムハンマド・ハリリ(Muhammad Khalili)主席、中国翻訳協会の杜占元会長が挨拶を行った。

楊丹学長は「中国式現代化の世界的意義」、中国共産党上海外国語大学委員会書記で上海グローバル・ガバナンスと国・地域別研究院理事長の姜鋒氏は「世界の持続的な平和と発展に必要な人類文明の新しい形態」と題した基調講演を行った。コスタリカ経済産業商業省元副大臣でコスタリカ遠隔教育大学のヴェリア・ゴヴァエレ(Velia Govaere)教授、ユネスコマリ事務所のエドモンド・ムカラ(Edmond Moukala)所長がそれぞれ基調講演を行い、国内外の学者は基調講演についてコメントし、シンポジウムのテーマをめぐって踏み込んだ議論を行った。

シンポジウムでは、グローバル国・地域別研究コンソーシアムの公式サイトと公式アカウントが発表され、そして初の成果物としてまもなく出版される論文集『地域研究:グローバルな視点』が紹介され、新刊『インデックス・グローバル2022』が正式発表された。