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北京外国語大学とパラツキー大学が「中国・チェコの中医薬文化交流」の同期型オンライン授業を実施

Updated: 2022-09-20

9月14日、北京外国語大学孔子学院工作処、欧州言語文化学院チェコ語教育研究室、チェコのパラツキー大学孔子学院は、共同で「中国・チェコ中医薬文化交流」同期型オンライン授業を行った。北京外大チェコ語学部の学部生及びパラツキー大学孔子学院の教員、学生合わせて約40人が今回の交流活動に参加した。

北京外大の徐偉珠先生は「感染症対策における中医薬の役割」をテーマに講演を行い、中国伝統医学とそこに込められた中国伝統文化の思想を説明し、写真を見せながら中国古代医学の書籍や一般的な治療方法、疫病予防の経験などを紹介した。特に、SARSとの戦い、アルテミシニンの研究開発、コロナ対策などにおける中医学と西洋医学の融合の役割に焦点を当てて説明した。

チェコのパラツキー大学のZdenek Chmelka先生はチェコにおける中医薬の発展と現状を紹介し、中医学の学校での経験を共有した。

同期型オンライン授業の目的は、孔子学院のプラットフォームとしての役割を発揮し、スマート教育によるグローバル人材育成の新しいモデルを模索することにある。授業はチェコ語で行われ、現代的な教育手段を用いて、両国学生間の共同学習と交流を実現し、優れた教育効果を得た。