2021中国教育学会国際教育分会年次大会兼第2回北京外国語大学比較教育と国際教育フォーラムが10月23日に開幕した。
中国国連教育科学文化機関(ユネスコ)全国委員会事務局の秦昌威事務局長や、中国教育学会国際教育分会の理事長を務める北京外国語大学党委員会の王定華書記らが出席した。
王書記は「グローバル教育ガバナンスへの中国の参与能力を強化する」と題する基調講演で、「グローバル教育ガバナンスへの中国の参与能力を強化するためには、グローバル教育ガバナンスのための人材育成、グローバル教育ガバナンスに関する研究、中国の教育を物語る能力の向上、国際機関との交流・連携の緊密化、グローバル教育ガバナンスのプラットフォームの構築という五つの点に力を入れるべきだ」と述べた。
開幕式では、アジア太平洋地域の教育改革を表彰する文暉賞の授賞式が行われた。モルディブ国立教育研究所のプロジェクト「パンデミック下における教育の継続:国営テレビ局による通信教育」とネパール資源ヒマラヤ基金会のプロジェクト「科学教育の強化 新型コロナウィルス対策」が受賞した。