５月21日、2022年中日韓院生フォーラムがオンラインで開催された。同フォーラムは、北京外国語大学大学院と国際中国文化研究院の主催、中国語言文学学院、日本語学院（日本学研究センター）、歴史学院の共催で行われた。

今回のフォーラムは「アジア文明を共有し、交流と相互学習を共に促進」をテーマとしている。グローバルな視点で東アジア文化圏における交流と西洋文化との衝突を議論し、東アジア諸国の若者に学術交流のプラットフォームを構築することを目的としている。8つのセッションからなるフォーラムでは、43名の学生が発表し、意見を交わした。発表内容は比較文学におけるイマゴロジー、翻訳学、異文化コミュニケーション、文学の海外発信などの分野にわたっている。三大学の各会場から11名の教師が、学生の論文に対してコメントや修正意見などを提示した。オンラインで参加した北京外国語大学（中国）、関西大学（日本）、嶺南大学校（韓国）の教師や学生が百名近くに達している。

今回のフォーラムが学生たちの各国の古典文化に対する深い理解や、文化交流に対する独自の考え方などを表し、三大学の学生たちの間の文化の架け橋となったと専門家たちは高く評価した。