7月9日、北京外国語大学の中国外国語教材研究センター（NRCFLE）が主催し、英語学院と外国語教育研究出版社(FLTRP）が共催する「第4回中国外国語教材研究ハイエンドフォーラム」が、オンライン形式で行われた。中国共産党北京外国語大学委員会の王定華書記がフォーラムに出席し、祝辞を述べた。

今回のフォーラムは「外国語教材研究におけるパラダイム構築」をテーマとし、8本の基調報告とパネルディスカッションが設けられている。基調報告では、新時代における中国の外国語教材開発の課題、大学の英語教材開発の論理的枠組み、中国の高等外国語教育の新たな使命、小中学校の外国語教材研究、外国語教材開発のメカニズム、外国語教材の文化表現研究、教材使用研究などのテーマをめぐって、教育部や各大学の専門家らは意見を共有し、問題と構想を提起した。パネルディスカッションでは、北京外国語大学、上海外国語大学などからの7人の専門家は非共通言語の教材、翻訳教材、ビジネス英語教材、職業教育用外国語教材、基礎教育段階の英語教科書、新形態の外国語教材の開発およびコーパス言語学に基づく教材開発など様々なテーマについて意見交換した。

今回のフォーラムでは、テーマをめぐり、新しい形式で、幅広く議論が行われ、教材の計画、開発、使用、評価及び教師の育成に重要な示唆が示された。